「現在のオフィスでは手狭なので、新しいオフィスに引っ越したい」
会社が成長し、規模が大きくなれば、人数が増えます。手狭なオフィスでは社員が快適に仕事をすることができず、不満も溜まりがち。そんな時は、新しいオフィスへの移転を検討しましょう。今回は、移転に適切な時期と、テナントの探し方について解説していきます。
オフィスの移転が活発になるのはいつ?
一般的な賃貸は、1~3月が繁忙期となり、不動産の動きも激しくなります。また、引っ越し業者も忙しくなるため、料金が高くなるだけでなく、希望する日程での引っ越しが叶わない可能性もありますよね。
オフィスも同様で、オフィス移転を検討する企業が多い時期と落ち着いている時期があります。忙しい時期は、一般的な賃貸と同様の1~3月、年末前の9~12月、新しい年度が落ち着いてきた5月です。
やはり、一番多いのは1~3月中で、決算前に経費を消費する目的で、移転を検討する企業が増えるようです。また、年度の終わりでもあるため、新年度から心機一転して仕事に臨めるというのも、企業にとっては魅力的なようです。
どの時期に移転をするかは、企業の都合によります。ゆっくりとテナントを探し、費用をできるだけ抑えたいなら、閑散期に当たる6~8月がオススメです。また、経費を使いたいということであれば、繁忙期の1~3月が良いでしょう。
テナントの探し方
時期の検討もそうですが、どんなオフィスにするのかの検討も大切です。せっかく移転するなら、従業員の士気が上がり、より仕事に邁進できるような環境を整えたいですよね。そのため、オフィスの探し方はとても重要。費用や設備はもちろんですが、今回は以外と見落としがちなポイントを紹介します。
①立地
テナントを選ぶうえで、立地はとても重要です。例えば、有名な一等地にある企業の方が、そこにオフィスを構える力があることを証明でき、信頼の獲得に繋がる場合があります。また、業種によって都合のいいエリアなどもあるため、ただ駅近だから、便利だからという理由で選ばないようにしましょう。
②エントランス・共用部分の美しさ
ビルのエントランスは、ビルの顔と言っても過言ではありません。そのため、ビルがきちんと手入れをされているかは、エントランスを見れば大体把握ができます。エントランスや共用部分が汚かったり、手入れがなされていなかったりする場合は、管理がずさんである可能性が高いです。逆に、手入れがきちんとされていれば、きちんと管理されていることの指標の一つにもなります。内見の際、エントランスや共用部分は隅々まで見ておきましょう。
③周辺環境
テナント周辺の環境も必ず確認しておきましょう。例えば、飲食店やコンビニが遠い場合、従業員が昼食を取りにくく、不便に感じてしまうことも。また、銀行、郵便局など、利用する頻度の高い施設が近くにあると、移動の手間がかからず業務もスムーズに進むことが多いです。どんな風に働くかを意識して物件情報を見ると、イメージとのギャップが生まれにくいです。
テナント探しは専門のサイトがオススメ
オフィスにピッタリのテナントを探したい場合は、オフィスや飲食店向けと言ったテナントを専門に扱うサイトを利用することをオススメします。その方が、物件数が多く、より理想に叶った物件が見つかりますよ。
例えば、北九州屈指のビジネス街である小倉のテナントを中心に紹介している小倉テナントなびでは、豊富な物件情報を持っています。地域に根差した不動産会社なので、地域のことに詳しく、テナント選びについて詳しく相談ができるでしょう。
オフィス選びは、従業員の士気を高めるためにもとても大切です。ぜひ、細部までこだわって選んでください。