企業間の競争がますます激化し、経営のスピード化や市場ニーズへの迅速かつ柔軟な対応がよりいっそう求められるようになってきました。外部環境が著しく変化している中でヒト・モノ・カネ・情報などの経営資源について、自前で調達することが難しくなっているという問題も出てきています。特にヒトの部分に関しては、少子高齢化も重なり対応策を急いで練り始める企業が増えてきました。このような状況の中で、社内のリソースを選択・集中させ、周辺業務や外部化できる業務をアウトソーシングしていくという戦略が定着しつつあります。
経理などの専門的な部門の場合、2～3年かけて育てた社員がやめてしまったことで経理業務のレベルが下がってしまった、仕事ができる人に業務が集中しブラックボックス化した結果、チェック機能が失われてしまったなどの問題が発生しがちです。どんな状況になっても迅速に対応できるよう、経理業務をアウトソーシングしていくといいでしょう。NTTビジネスアソシエでは、伝票処理など工数のかかる日々の業務から月次決算、さらには専門スキルが要求される各期の決算まで、ありとあらゆる経理業務を専門スタッフが代行します。専門スタッフが最新の法令などに基づき迅速かつ的確に業務を実施するので、財務数値の信頼性が向上します。また経理の専門家であるアウトソーシング会社が間に入ることで、不正防止へ貢献し、コンプライアンスの向上にもつながります。
経理業務の中でも経営の意思決定に関する業務は、管理監督機能と業務遂行機能が一体となってしまうためアウトソーシングにはなじみません。その一方、日々行なわれる作業としての性格が強い業務はアウトソーシングなどを導入することで業務負担やリスク軽減につながります。アウトソーシングの範囲を明確にしていれば、会社としての経営効率化も期待できます。NTTグループの経理シェアードセンターとしてノウハウと知識を培ったNTTビジネスアソシエのアウトソーシングサービスで、1度業務の効率化を検討してみてはいかがでしょうか。