オフィス家具を中古で買うデメリットとは何でしょうか。
企業が新しいビルに転居する際に、今まで使っていた家具や机や椅子などを新しいビルに持っていかないことが多いのです。会社の規模が拡大し社員の人数が多くなったり、今まで使っていた什器備品とデザインやカラーが移る先のオフィスと合わないといった理由もあります。引越し業者に廃棄を依頼したもののうち、まだ使用可能で需要があるような家具や机などが中古のオフィス家具を扱う業者に渡ることが多いのです。
毎年新入社員を10名程度採用していた会社が、急に20名の採用をした時などに、こうした家具や机などを購入することがあります。値段はかなり安いのですが、同じメーカーの同じカラーで必要な数がそろえられないことがあります。新しく入社してきた社員にとって不公平になりますのでこれはデメリットです。また、新品で家具など備品を購入すると、減価償却の対象となり経費として経理処理が出来ますが、リサイクル品の場合は購入価格は安くてもこうした処理ができないのもマイナスです。
新品の家具などであれば、もし家具の角などの処理の問題で服をやぶいてしまい怪我をした時などは、場合によりPL法の適用などもあり得ますが、これも期待できません。